こんにちは。388です。
今回は、株式会社KNEWの社名の由来を紹介したいと思います。
「KNEW」は、
knowの過去形の単語で"ニュー"と読みます。
そのまま、カブシキカイシャニューとお読みください。
…ほぼ聞き返されます。あまりにも読まれないので、名刺にフリガナをつけました。
この言葉にしたかったきっかけは、
2012年にさかのぼります。
その直前まで、神戸・三宮で仕事をしていたのですが
転勤で姫路・加古川の担当となりました。
当時の加古川は、
前会社の事業において、他地域が絶好調だったにも関わらず
まったく反対の『昨年対比が割れこんでいる地域』でした。
その時、上司から頂いたコメントは、
「この地域の事業の撤退も検討しながら、まずはやれるだけ伸ばしてみて」でした。
初めての街。
諸先輩方が作り上げてきたサービス。
それが僕たちの頑張り次第で、サービスが終わってしまうかもしれない状況。
すごく身が引き締まったのを思い出します。
いざ、お客様のところに足を運んでみると、
「サービスの効果不満」でした。
姫路・加古川は非常に効果がよいと評判で異動してきたのですが
フタをあけてみると、それは姫路だけで加古川は不完全だったのです。
そこで、当時のチームメンバーと一緒に、
「まずは新しく売るのではなく、今購入いただいている商品の満足度をあげよう」
と戦略をたてました。
東京・町田や神戸・三宮で習得していたテクニックは、
まだ地方では浸透していなかったからです。
前置きが長くなりましたが、
「KNEW」には、「人や街に力があることを知っているよ!知ってたよ!」
という意味をこめました。
加古川にて、いろいろなテクニックを駆使して、良いやり方をお伝えしても、
最初は「わたしたちは、ネットや高度なものは苦手やから」というマイナスの反応ばかりでした。
でも、粘り強く、代わりにやってあげてみせたり、やり方を教えて続けていると、
その効果を実感して、どんどんネットを使いこなしていただけたのでした。
都会だから良くて、地方だからダメ、ではなくて
地方にも力はあるのに、その表し方がわからないという課題の方が大きいと感じました。
イメージ↓
都会:能力 100 ⇒ 実際に表している力 90
地方:能力 80 ⇒ 実際に表している力 20
そのような経験から、
「能力の発揮」とか「表し方」とか「力があることを知っている」
という意味の言葉を探し続け、
「KNEW」という言葉に出会いました。
・株式会社KNEW が1件もヒットしなかったこと
・ラッパー、KREVAのcleverのもじり方で「K」の文字が海外的にもイカしてること
・Kが私の名前の頭文字で、NEWという言葉とくっつけても意味が通ること
・sonyみたいな、あまり知名度のない英単語が、意味を持っていく過程を作りたいこと
というような観点も入っています。
長文となりました。
失礼します。
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